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ヒントになる本

マーフィー 自分に奇跡を起こす心の法則

2017/10/17

私が大きな不安に襲われたりネガティブな気分になった時に必ず探して読む本で、自己啓発本をよく読むようになったきっかけの本でもあります。

マーフィー 自分に奇跡を起こす心の法則

マーフィー 自分に奇跡を起こす心の法則

もう何十年も前に大ヒットとなった本で今さらながらなのですが、それほど長く私の安定剤となってくれています。

「眠りながら巨富を得る」「あなたも楽して金持ちに」のような簡単・楽ちん・お手軽的タイトルがマーフィーの本によく採用されているのは少し残念なところもあるし、少しスピリチュアルが過ぎるのでは、と、にわかに信じがたい奇跡の話もあったりするけれど、自己嫌悪の開放の仕方を教えてくれ、心に安定を与えてくれたこのマーフィー本は私にとって唯一無二です。

私はウツか?と思うぐらい悩んだ時に道しるべとなってくれて、鉛筆で線があちこちに線が引かれ、あちこちページを折ってるので、あらためてまた読み返していると何が何だか自分でもわらかなくなったり、さらに本自体が経年劣化で茶色くなり、そろそろ朽ち果てようとしているのかと思うほど、もうボロボロです。

気に入った文章を何度も繰り返したりして

改めてまたページをめくってみると、当時勤めていた会社で大嫌いだった同僚と仕事をする前に唱えていた文章が目に留まりました。

私は、憎悪の気持ちを抱いていた自分を許します。また私は、神が私を愛し、世話をして下さっている事を知っています。私が自分を卑下しかかった時にはいつでも、ただちに「神は私を愛し、世話をしてくださいます」と肯定します。

その嫌いな同僚の事を考えるだけで心がざわざわして気分が悪くなり沈んだ顔になってしまうから、そんなネガティブな気持ちになったらすぐ「神は私を愛し、世話をしてくれている」と心の中で唱えていました。

悪い気持ちで心を満たさないように、これらの綺麗な言葉が助けてくれました。
そして、そういう良い言葉をメモした小さいノートを肌身離さず持ってました・・我ながら暗いですが、それが心の安定剤になってくれました。

同時に二つの事は考えられないのだから

でも自分の頭の中って、声には出さないけれど、絶えず色んな事を考えていますよね。
「お腹空いたな今日は何を食べよう南瓜も早く食べないと悪くなっちゃう」、なんてどうでも良いことから、大嫌いな相手の事を、いつまでもずっと「あいつのあの態度はいったい何なんだ?」と怒っていたり。

でも、いっぺんに、同時にその二つの事は考えられないんですよね。

「今日のごはんは何にしよう?」と考えつつ同時に「あいつは死んでしまえばいい」とは考えられない。

ならば「今日のごはんは何にしよう?」と考えていた方がきっと幸せです。もっといえば、もっとポジティブな事で頭が満たされていたらもっと幸せなんじゃないかなと。

そんな心の持ちようの練習をさせてくれる本、と言えばいいかもしれません。
毎日そんなにポジティブでは居られないし、ちょっとした事で悲しくなったり腹が立ったりするけれど、それでもポジティブで居よう、居たい、という気持ちは大事ですよね。

もうだいぶ前ですが、このボロボロになった本のために革のブックカバーを買ってあげました。本は中古で100円でしたが、感謝を込めてカバーは3,465円のASHFORDの高級品です。笑
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こんな風に収まりました。
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