マインドマップを活用してみる。
2018/02/18
マインドマップを使ってみると、今までは拡散しっぱなしで収束する方法がわからなかった頭の中が視覚化できて、発想が広がったり、全体が見えたりと文字の羅列だけでは得られない効果があったので紹介します。必要なのは大き目の紙と、色付きのペンを数本だけ!
できる人は手帳の使い方が上手い?
ちょっと前から「手帳活用法」とか「手帳整理術」とか本屋やテレビで見て気になっていた。なにやら「できる人」というのは手帳の使い方が上手らしい。
テレビでは、小さいノートに気になった新聞の記事を切り抜き直接手帳に貼ったり、気になった飲食店があったらメモし、行ったら斜線をして消したりと肌身離さず持ち歩きとしっかり使いこなしてる人が映っていた。
ほぉー。
かたや私が今使ってるのはお手軽100均手帳。
しかし、書いてる事と言えばただの妄想走り書きぐらい。しかも妄想を発展させる努力もせず、使いこなしているとは言えない状態。ただのメモ帳、それだけでしかない状態だ。
まあでもメモする事も大事だしと、やる気を失いかけたその時、今度はテレビでマインドマップの紹介を見てピンと来る。(テレビに影響されすぎなのも気になりますがw
そして図書館でマインドマップの本を借りてきて、見ながら色々やってみました。
マインドマップとは?
マインドマップとは、今まで箇条書きなど文章の羅列でとっていたノートをある一定のルールに従い視覚的にとっていく方法で、マインドマップを使うと発想が広がったり全体が見えたりと文字の羅列だけでは得られない効果があるそうです。
私も、よく仕事上で「やっつけなきゃいけないリスト」みたいのを作るんですが、いつもいつの間にかタコ糸が絡まっちゃったみたいになっちゃって効率も悪く、どうしたもんかと頭を抱えていたのです。
でもこのマインドマップという方式をテレビで見たら、字より絵の方がわかりやすいんじゃないですか!
・・・というそれだけでwやってみる事に。絵を描く時間なんてあるかな~と思ったけど、ぼーーっとテレビを見る時間があるならやっておけと(汗)
まずは画用紙(B4)とペンと色鉛筆を用意。合うかどうかわからないので全部100均でそろえました。
実際にやってみた。
そして借りてきた本を1回サクッと読んでさっそく練習。1回目のテーマは「私のやりたい事」にしました。小学生w
ルールとして、紙の真ん中に「セントラルイメージ」というテーマを象徴する絵を描き、その絵から枝が伸びるような感じでどんどん広げていきます。
そして初めてのマインドマップが完成。
超しょぼっ!笑
しかも、書いてる途中でこんな事に意味があるのかなーと思ったりして全然進まなかった。
なので一度初心に帰りこのマインドマップをどう活用したいのかをまず考えよう、と本をじっくり読みなおす。
本にはマインドマップを活用している人の絵など、活用例がたくさん載っているのでそこら辺もじっくり読む。
活用例は
- 講演・セミナーのメモ
- 仕事の構想
- 読んだ本のまとめ
- 自己紹介
などなど。
その中で私が求めている事に近いのがあったので、まずは真似してみる事にして、
二回目のテーマを仕事の内容に絞り再度書いてみました。
すると、するする書けて枝もどんどん広がって、
- 今出来てる事
- やらなきゃいけない事
が明確になり、各枝との関係や優先順位もこれを見たらわかるようになった。
夢中で書いてたら小一時間ほど掛かったけれど、コツさえつかめば思考の整理にとても良い気がしました。
拡散思考と収束思考を同時に、一枚の紙の上で
マインドマップは、発想を広げる拡散思考と、結論を導き出す収束思考を同時に、一枚の紙の上で、可能にします。
それはまさに私がどうにかしたいと願っていた事。今までは拡散しっぱなしで収束する方法がわからなかったのが
何となくこれでわかったような気がします。仕事の進め方が見えたというか、脳の整理が出来てすっきりできるように。
この方式は、今後仕事の上で使えそうだし、書くのがまた楽しくなるようペンも欲しくなりました。
三菱鉛筆 水性ペン ピュアカラーF 18色 PW101TPC18C
こちらは1本で2種類の太さが使えるというもので、ペンの両端が中字と極細字の異なるペン先を1本で2役の使用が可能だそうで、レビューを読むとマインドマップに使っている方も居て参考になります。
マインドマップを100枚書こう!
何となく自分にとっての活用方法がわかったマインドマップ。
でも本によると、マインドマップに慣れ、より活用できるようになるためにはマインドマップを100枚書こう!とあったのでやってみる事にしました。しかしど下手な絵でも、描いてるとそれなりに楽しいもので時間がどんどん吸い取られるので台所からキッチンタイマーを持ってきて、30分にセットして書き始めます。
そしてある時、NHK教育で「続けるコツ教えます」というのを番組を見ていた時に、そうだ、これをマインドマップでメモしてみようと思いつきました。テレビを見ながら書き書きしたのがこちらです。
ただ見てるよりも頭に入ったと思いました。(レベル小3w
そしてこれが活用方法のヒントになったのです。
例えば仕事の打ち合わせなど、話しながら箇条書きでメモするよりもこの方式でラフにメモした方が後で見てわかりやすそうだし、必要ならば自宅で清書しつつ、さらに膨らませる、など出来そうだと。
そして、その番組で「続けるコツ」の一つとして紹介していた
- カレンダーにここまでやったらごほうび
というのを見てピンと来てマインドマップから派生した「やる事リスト」で作ったのがこの31マスカレンダー。
ひと月を31日として、31日分のマスに、仕事のマインドマップで明確になった「やらなきゃいけない事」を一つ一つマスに埋めます。
そして、やり終わったらどんどんマスを潰していくのです。当然、マスの順番通りに進まなくても良いし1日で3マスやって2日休んでも良いとか。w
こうしてやってみると、何となく追われていた気持ちも無くなり目の前の事に集中できるようになり、1番最初のマスに書いた「確定申告準備」もサッサと終わらす事ができたりして。でも、やり進めるうちに31マスが分裂して35マスぐらいになってしまった。
さぼれませんね。w
と、マインドマップは私にどんどんヒントをくれるので私には合っているようです。
マインドマップで思考を広げつつもまとめ、さらに具体的なタスクを31マスに埋めて現実に集中する。という訳でマインドマップ、今後も活用していこうと思っておりますv